till、untilとbyの違いを上手に説明できますか?
違いを理解するコツはそれぞれの言葉の意味の違いを比較することです。
この記事ではtill,untilとbyの根本的な意味の違いと、その使い方を紹介していきます。
目次
till・until・byの違いを比較
まずは違いを比較するために、下の例文を見てください。
例文:I’ll be home by six.
訳:6時までに帰宅します。
例文:I’ll be home until(till) six.
訳:6時までずっと家に居ます。
byは『~までに(・・・する)』という意味で期限を表します。
untilとtillは『~まで(ずっと)・・・している』という意味で、ある動作・状態がそこまで継続する終了の時点を表します。
もっと詳しく比較してみましょう
理解を深めるために、先ほどの例文を元にそれぞれの違いを図解でみてみましょう。
まずは、byの場合です。
『I’ll be home by six. (6時までに帰宅します)』は現在と6時までの間に帰宅するという出来事が点で起きることを指しています。
次にuntil、tillの場合です。
『I’ll be home until six. (6時までずっと家に居ます)』は現在から6時までずっと継続して家にいる状態です。
いわば現在と6時が線でつながっているイメージを思い描くと分かりやすいです。
byの使い方
それでは具体的なbyの使い方を紹介していきます。
例文:This tofu has to be used by March 15.(=on or before March 15, not later than March 15)
訳:この豆腐は明日までに使わなくてはいけません。
例文:We have to be at the airport by 5 o’clock.(at or before 5 o’clock, not later than 5 o’clock)
訳:私たちは5時まで空港に着かなければなりません。
上の例文の( )内のようにbyはbeforeあるいはnot later thanと言い換えることも可能です。
by=beforeで記憶しておくと 、共に’b’で始まる単語なので覚え易いかもしれませんね。
by tomorrow=before tomorrowで明日までに、明日にならないうちにと期限・締め切りを示すことになります。
till, untilの使い方
続いてtillとuntilの使い方です。
例文:Mike will be away until Friday.(so, he’ll be back on Friday)
訳:マイクは金曜日まで不在です。(だから彼は金曜日に戻って来ます)
例文:We’ll be working until 10:30.(so, we’ll stop working at 10:30)
訳:私たちは10:30まで仕事する予定です。(だから私たちは10:30に仕事をやめます)
until Fridayは金曜日まで(ずっと)。
until 10:30は10:30まで(ずっと)となり、行為がずっと継続し、金曜日や10:30でその行為が終了することを示しています。
接続詞としての用法『by the time S+V』と『until(till) S+V』
今までご説明したbyやtill,untilの使い方は、前置詞でした。
さらに踏み込んで、接続詞としての使い方を見てみましょう。
by the time S+V : SがVするまでに(は)
by the timeの基本的な意味は前置詞byと同じで、期限を表します。
by the timeは接続詞なので、その後に文章を持ってくることができます。
例文:By the time(=before) I’m 21, I want to be a musical star. (X By the time I’ll be 21)
訳:私は21歳になるまでにはミュージカルスターになりたいです。
例文:I’ll be back by the time(=before) you leave. (X By the time you’ll leave)
訳:あなたが出かけるまでには戻ります。
例文:By the time(=before) we got there, the train was long gone.
訳:私たちがそこに到着するまでに、とっくに電車は発車してしまっていた。
上の例文ではby the timeは接続詞beforeと入れ替え可能です。
この点も前置詞byが前置詞beforeと入れ替えられるのと同じです。
またby the time(before)はif文と同様に時・条件を表す副詞節なので、未来のことでも現在時制を使っていることにも注意してください。
till, until S+V:SがVするまで(ずっと)
till,untilは同じ形のままで前置詞としても、また接続詞としても使えます。
接続詞の場合は後ろに主語と動詞を伴った文が来ます。
例文:I’ll wait here till you join me. (X till you’ll join me)
訳:君が来るまで、ここで待っています。
例文:Keep your eyes closed until I say OK. (X until I’ll say OK)
訳:私がいいよって言うまで目を閉じていてください。
例文:Please remain seated until the aircraft comes to a complete stop. (X until the aircraft will come to a complete stop)
訳:当機が完全に止まるまでそのままお座席におつき願います。(機内放送)
tillとutilはどちらを使用しても意味は変わりません。
またby the timeと同様に、till,untilも時を表す副詞節ですので、未来のことでも現在時制を使いますので、注意してください。
まとめ
までとまでには一字違いですが、意味は大きく変わります。
- till,until:~まで(ずっと)
- by(by the time):~までに
上記の違いをしっかり比較して理解することが重要です。
また、by (by the time) = beforeで記憶しておくと覚え易いと思います。
混同しやすいこれら二つの表現をしっかりと理解して、適切なシチュエーションでどんどん使ってみて、臨機応変に使い分けられるようにしましょう!
by・by the time・till(until)を使った問題
それでは最後にby, by the timeとtill(until)を使った問題にトライしてみましょう。
ここではあえて和訳を省略しています。
問題1.I have to be at the airport ( ) 8:30.
問題2.Last night I watched TV ( ) midnight.
問題3.Mike is away at the moment. He’ll be away ( ) Monday.
問題4.Mike is away at the moment. He’ll be back ( ) Monday.
問題5.I stayed in bed ( ) 10:30 yesterday.
問題6.The phone bill must be paid ( ) tomorrow.
問題7.( ) I got to the party, most of the other guests had left.
問題8.She stood there and waved ( ) the bus was out of sight.