未来進行形『will be doing』を使えば、「未来のある時点における進行中・継続中の動作」や「近い未来の予定」を表現することができます。
この記事では、そんな『will be doing』の2パターンの使い方を例文とともに紹介します。
目次
未来形進行形『will be doing』の使い方!
『will be doing』の使い方は、みなさんおなじみの現在進行形の『be動詞』の前に『will』を入れた形となります。
例文とともに具体的に色々な使い方を見ていきましょう。
①「未来のある時点における進行中・継続中の動作」を表す
「未来のある時点における進行中・継続中の動作」を表す場合の例文を見てみましょう。
例文:I will be eating dinner at 7:00 o’clock tomorrow evening.
訳:明日の晩7時には夕食を食べているでしょう。
例文:Ten years from now we won’t be relying on fossil fuel anymore.
訳:今から10年後は、私たちは化石燃料にはもう依存していないでしょう。
例文:Half an hour from now, I will be watching the movie.
訳:今から30分後、私は映画を見ているでしょう。
例文:He will be visiting Tokyo about this time tomorrow.
訳:明日の今頃は東京を訪れているでしょう。
I will be doing something = I will be in the middle of doing it
②「近い未来の予定」を表す
例文:I will be leaving for Italy next week.
訳:来週イタリアに出発する予定です。
例文:What time will Tom be arriving here?
訳:トムは何時にここに来る予定ですか?
例文:Shohei Ohtani is injured and won’t be playing in the game tomorrow.
訳:大谷選手は怪我をしているので、明日の試合は出場しないでしょう。
例文:Will you be going to Hawaii for vacation this summer?
訳:今年の夏は休暇でハワイにお出かけですか?
I will be doing something = I am going to do something
『will be doing』の使い方の補足
ここで少し補足です。
『will be doing』を使って近い未来を表すとき、話し手はすでにその予定を強く心の中で決定しており、変更をしたくない時に使います。
例えば『I will be using the car this afternoon.(今日の午後車を使う予定です)』という場合、
話者にとっては変更したくない決められた予定が入っている時と考えます。
あなたが車を借りたいと思っていても、頼むのは遠慮した方が良さそうです。
またこれを逆に応用して、相手から車を借りたい場合、『Will you be using the car this afternoon?(今日の午後車を使いますか?)』を使うとただ単に「相手の予定・都合」を聞くというニュアンスになり、「依頼」の気持ちが前面に出ず、相手に気を使わせることがありません。
日本語でも「明日、車貸してくれる?」と依頼するよりは「明日、車使う?」と予定を相手に聞く形にしますよね。
未来進行形『will be doing』を使った問題
では少し問題で理解度をチェックしてみましょう。
動詞を適切な形にしてください。
問題1.Don’t call me this evening. (I/have) dinner with my friends then.
今晩電話しないでね。その頃は友人と食事中だわ。
問題2.I can’t schedule the meeting tomorrow morning. (I/fly) to China on business.
明日の午前中に会議は入れられないね。出張で中国へ飛行中だよ。
問題3.Do you think (you/still/do) the same job ten years from now?
今から10年後同じ仕事をしていると思う?
問題4.(We/close) in ten minutes.
10分で閉店です。
未来形進行形『will be doing』の使い方まとめ
未来進行形は自分の将来の予定や行動を相手に伝える時や、また決定した未来の事項を伝える場合に使える表現だと理解できましたか?
相手が『I will be ~ing』で予定を語っているときは、誘ったり、また何か頼みごとがあっても控えておく方がいいですね。
あなたも自分の「未来予想図」を未来進行形を使って友人と語り合ってみてはいかがですか。