ネイティブの人と初対面の時、久しぶりに再会した時、またお別れの時など英語で挨拶をする場面って意外と多いですよね。
そんな時なんて挨拶するか戸惑うことってありませんか?
この記事では誰でもいつでも使える簡単な英語での挨拶をいくつかご紹介していきます。
目次
初めての出会いで英語を使って挨拶する場合
初めて会うときに一番使われている表現は「はじめまして」ですね。
英語での「はじめまして」は「あなたに会えて嬉しい、幸せです」と言う内容のことを伝えます。
- Nice to meet you.
- Glad to meet you.
- Pleased to meet you.
上記の3つのような英語が一般的な表現です。
もう少し丁寧に挨拶をしたい場合、フルセンテンスにします。
- It’s nice to meet you.
- I’m glad to meet you.
- I’m pleased to meet you.
さらにビジネスシーンなどの丁寧な表現としては下記のような表現があります。
- It’s my pleasure to meet you.
- It’s my honor to meet you.
pleasureは「喜び」、honorは「名誉」と言う意味です。
丁寧な表現なのでビジネスでも使える「はじめまして」の挨拶だと言えます。
上にあげた例は全て相手に会えた喜びを伝えるもので、「はじめまして」を表す英語です。
レパートリーとしていくつか覚えておくと便利だと思います。
自己紹介の挨拶を英語でする場合
「はじめまして」と挨拶したあとは、自分から積極的に自己紹介をして会話を続けるようにするといいです。
日本人はシャイなので自分から会話をリードしていくことに少し抵抗を感じるかも知れませんが、会話を楽しく続けていくために思い切って自分から自己紹介してみましょう。
表現法としては以下のものがあります。
例文:May I introduce myself?
訳:自己紹介をしてもよいですか?
例文:Let me introduce myself.
訳:自己紹介をさせてください。
例文:I’d like to introduce myself.
訳:自己紹介をしたいと思います。
この後に自分の名前を『My name is 〇〇.』と言えばいいわけです。
自己紹介後に相手の名前を聞けるとさらにコミュニケーションを深めることができます。
例文:May I have your name?
訳:お名前をいただいてもよろしいですか?
再会の挨拶を英語でする場合
初対面から少し経って再会する時は日本語で表現すると、「またお会いできて嬉しいです」と言う気持ちですよね。
それをそのまま英語にすれば挨拶になります。
- It’s nice to see you again.
- Good to see you.
- Happy to see you.
これら全て「お会いできて嬉しい」という意味になります。
お気づきかと思いますが2回目以降に会うときは『meet』ではなく『see』を使います。
『meet』は初対面の人と会うときに使い、2回目以降は『see』を使うようにしましょう。
再会の挨拶を相手にされた場合は?
再会を喜ぶフレーズを相手に言われた場合、下記のような返事をすると会話をスムーズに進めることができます。
例:Likewise. How have you been?
訳:わたしもです。最近はどうしてましたか?
likewiseの代わりにsame hereを使うことができます。
どちらも「私も同じです」と言う意味です。
長い期間が経ってからの再会の挨拶は?
かなり長い期間が経ってからの再会は次のようなフレーズが使えます。
例文:Long time no see. It’s been three months since I saw you last time.
訳:久しぶりだね。この間あって以来3ヶ月ぶりかな。
例文:It’s been ages. How are you doing?
訳:久しぶりね。元気?
It’s been ages.の代わりにIt’s been a long time.でも同じ意味になります。
別れ際の挨拶を英語で表現しよう
別れの挨拶はシチュエーションによって千差万別です。
よく使われるフレーズをAとBの会話形式でいくつかあげてみました。
丁寧なお別れの言葉
相手が初対面の人であった場合
A: It was nice meeting you.(お会いできてよかった)
B: It was nice meeting you, too.(こちらこそお会いできてよかった)
初対面の時のお別れの挨拶としては最も一般的なので覚えておきましょう。
「お会いできてよかった」は短く『Nice meeting you.』ともいいますが、『Nice to meet you.』と言わないように気をつけましょう。
『Nice to meet you.』は出会いの挨拶で「はじめまして」となります。
2回目以降の再会時
A: It was nice seeing you. (お会いできてよかった)
B: Same here.(私もです)
『It was nice meeting you.』と『It was nice seeing you.』はどちらも日本語では「お会いできてよかった」と訳します。
- 『meet』は初対面時の挨拶
- 『see』は2回目以降の挨拶
この2つの点に注意して使うようにしましょう。
その他のカジュアルな別れの挨拶
A: I’m afraid I have to go now. (もう行かなくては)
B: All right. You take care. (そうだね。元気でね)
A: I’ll see you next week. (じゃあ来週お会いしましょう)
B: OK. See you then. (そうね。またね)
A: Have a nice weekend! (よい週末を)
B: You too. (あなたもね)
A: Nice talking with you. (お話しできて楽しかったわ)
B: Me too. (私もです)
また相手が飛行機で自国に帰国する際のお別れの言葉であれば、以下の表現などもOKです。
- Have a nice/good flight. (素敵な飛行機の旅を)
- Have a safe trip back home. (お国まで気をつけて帰ってね)
飛行機ではなく車で帰宅する友人には次のようにも言えますね。
- Have a safe drive back home.(家まで気をつけて運転してね)
- Drive safely.(安全運転で)
臨機応変にその場に合った言葉かけをすれば相手を思いやる挨拶になります。
下記を参考にしてみてくださいね。
- 寒い日であればStay warm.(暖かくしてね)
- 雨が降っている日でしたらStay dry.(濡れないでね)
- 何かに取り組んでいる友人にはKeep up the good work.
次いつ会えるかわからない人には I hope to see you soon. (またすぐにお会いできるといいですね)なども定番の別れの挨拶として使われます。
いつでも誰にでも使えるフレーズがTake care. (気をつけて)です。
英語で挨拶する方法のまとめ
以上、英語で挨拶をする時のフレーズを紹介しました。
挨拶の言葉はワンパターンになりがちですが、何種類も暗記していてもなかなかとっさに使えるものではありません。
自分で使えそうな英語の挨拶をそれぞれ2種類ほどピックアップして確実に覚えておくことをおすすめします。
自分の挨拶の定番をまず確立して、あとはネイティブとのやりとりを重ねる中で、レパートリーを徐々に増やしていくようにしましょう。