英語学習

使役haveの3つの使い方!これだけマスターすれば使役表現は自由自在!

使役とは「~させる」、「~してもらう」と訳して、他人に何かを行わせたり、してもらったりということ伝えたいときに使う語法です。
英文法で習いますが、皆さん苦手意識を持っている方が結構多いのではないでしょうか。

ここではhaveを使った使役表現を3つのパターンに分けて、説明していきます。
これだけマスターすれば自由自在に表現できること間違いなしです!

使役haveパターン①:have+人+do(動詞の原形)

使役haveパターン①:have+人+do(動詞の原形)

使役haveパターン①は、「人に~させる、人に~してもらう」といった表現方法です。
まずは例文を見てみましょう。

例文:I’ll have him clean the room.
訳1:私は彼に部屋を掃除してもらいます。
訳2 : 私は彼に部屋の掃除をさせます。

例文:I’ll have her come early tomorrow morning.
訳1:私は明日の朝早く彼女に来てもらいます。
訳2:私は明日の朝早く彼女を来させます。

1、2どちらの訳でもいいですが、基本的な意味は「そうすることが相手の当然の義務」だと言う気持ちが含まれています。

目的語となるhimとherの後ろにはその人が行う行為を動詞の原形で入れます。
文中では『him clean the room』と『her come』 となっていますね。
実は『he will clean the room』『she will come』と『主語+動詞』の関係が意味的には隠れています。

使役haveパターン②:have+物+done(動詞の過去分詞形)

パターン②は目的語に『物』が来る場合です。
「物を~される」「物を~してもらう」といった訳し方のケースですね。

例文を参考に見てみましょう。

例文:She had her leg broken.
訳:彼女は(事故などで)足の骨を折った。

例文:I’m having my hair cut today.
訳:私は今日髪を切ってもらいます。

例文:My father had his car stolen from the garage.
訳:父は車をガレージから盗まれました。

パターン②でも先ほどご説明したパターン①と同様に、訳が「~される」「~してもらう」と2種類ありますが、文脈からどちらにするか判断します。

足の骨は「折ってもらう」ではなく、事故か何かで「折られる」。
車も「盗まれる」であって、特別の事情がない限りは「盗んでもらう」と言う状況は考え難いですよね。
髪の毛は普通は美容室や床屋で「切ってもらう」が適切な訳になります。
ここでのポイントは過去分詞が使われる点です。

意味上の関係を整理すると以下のようにまとまりますね。

  • her leg (was) broken
  • my hair (will be) cut
  • his car (was) stolen

つまり目的語である『物』とそれに続く動詞は受け身の関係にあるので、過去分詞を使用するわけです。

使役haveパターン③:have+A+C

使役haveパターン③:have+A+C

パターン③は「AをCにする・させておく」といった表現方法での使い方です。
Aには「人・物」、Cには「形容詞・現在分詞・前置詞(句)」が入ります。

このパターン③は使役用法の応用・発展バージョンとも言えます。
文法上、厳密な意味で使役と呼べるかどうか分からないですが、延長線上の使用法としてここに掲げました。
まずは形容詞・現在分詞・前置詞(句)を使用した例文を見てみましょう。

have+人・物+形容詞

例文:What he said had me worried.
訳:彼が言ったことは私を心配させた。

例文:I had everything ready.
訳:全て準備を整えました。

worriedは動詞worry(心配させる)の過去分詞形ですが、形容詞として扱うことができます。
me worriedはI (was) worried, everything (was) readyということを意味しますね。

have+人・物+現在分詞

例文:She had me running around trying to find her necklace for nearly one hour.
訳:彼女は約1時間もネックレスを見つけようとして、私を走り回らせた。

例文:My grandmother always has the radio playing.
訳:祖母はいつもラジオをかけっ放しにしています。

ここではme runningはI (was) running,the radio (is) playingを意味しています。

have + 人・物 + 前置詞(句)

ここでのhaveの使い方は使役というよりは「~の状態にしておく」という意味を表し、keepに近い使い方といってもよいです。
例文を参照してみましょう。

例文:I had the air conditioner on.
訳:私はエアコンをつけっ放しにしておいた。

例文:I’ll have the report on your desk by the end of the day.(参照元:ロングマン)
訳:今日中にレポートは机の上に置いておくようにします。

例文:He had his arm around my neck.(参照元:ロングマン)
訳:彼は私の首に腕を回していた。

ここでもair conditioner (was) on, the report (will be) on your desk, his arm (was) around my neckという関係が成り立ちますね。

使役haveを使った例題

ここで少し例題に挑戦して、理解度を確認してみましょう。

( )にはどんな言葉が入るかを訳から考えて入れてください。
例題①:I had my house ( ).
訳:私は家にペンキを塗ってもらった。

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painted

例題②:I’ll have him ( ) breakfast.
訳:彼に朝食の準備をしてもらいます/させます。

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prepare/make

例題③:I’ll have the job ( ) by tomorrow.
訳:明日までに仕事を終わらせます。

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finished/done

例題④:He had his back ( ) me.
訳:彼は私に背を向けていました。

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to/toward

例題⑤:She had me ( ) for the whole time from Tokyo to Nagoya.
訳:彼女は東京から名古屋までずっと私に運転させました。

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driving

使役haveの使い方まとめ

使役として、またはその応用的な使い方としてのhaveの使い方はとても英語的な表現法ですね。
ライティングでも会話でもこういったhaveの使い方をどんどん取り入れると、ネイティブらしい表現になります。
ぜひマスターして色々なhaveの使い方の可能性を十分楽しんでください。